勘違いから始まる狂食英雄伝、開幕。
ファルーン王国の第一王子であるマルスは、12歳ながら暗殺に怯える毎日を過ごしていた。 食事には高確率で毒が仕込まれているため、城外の森でモンスターを狩り、その肉を食べて飢えをしのぐ日々。 そんなマルスの前にある夜、大剣を担いだ赤髪の美女が現れ告げる。 「おまえ、見込みがあるな。私の弟子になれ」 たった一つの勘違いから、少年は(全く望んでないのに)最強の王へと成り上がる――!
ヤングアニマルZEROにてコミカライズ連載中!
原作:駄犬 漫画:鈴羅木かりん キャラクター原案:芝
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ファルーン王国の第一王子であるマルスは、12歳ながら暗殺に怯える毎日を過ごしていた。食事には高確率で毒が仕込まれているため、城外の森でモンスターを狩り、その肉を食べて飢えをしのぐ日々。そんなマルスの前にある夜、大剣を担いだ赤髪の美女が現れ告げる。「おまえ、見込みがあるな。私の弟子になれ」。たった一つの勘違いから、少年は(全く臨んでいないのに)最恐の王へと成り上がる――!
大国撃破の熱狂が冷めやらぬファルーン王国。そこにドルセンが誇る五天位の一人、「狂乱の皇女」カーミラが単身乗り込んできた。その眼前に立ちはだかったハンドレッドの剣術指南役・ヤマトは、戦いの最中に「この方はマルス王が娶るのがふさわしい」と思いつく。当然の如くマルス以外の意見は全員一致し、フラウとカーミラによる「正妃の座をかけた頂上決戦」の舞台は着々と整っていくのであった――。
大陸最大宗派のマーヴェ教が新教義として「モンスターの肉を食べることの禁止」を発表した。ファルーンの面々は当然ブチギレて戦争する気満々となるが、平和的に話し合いたいマルスは教国への訪問を決める。同行したフラウやハンドレッドの「始まりの5人」たちが色々とやらかす中、現れたのはファルーンの悪逆非道な女性陣にはない魅力を放つ、美しく気品に満ちた雰囲気の聖女候補・マリアだった――。
聞き分けのない子にはお仕置きを……!イーリスとの戦争が激化する中、フラウの魔法が2万の軍勢を焼き払ったことにより状況は一変。このままでは恨みを買いすぎて大変なことになると焦るシーラは、フラウへの進言を決意する。「力や恐怖で人はついてきません」「人を殺しすぎてはいけません」。覚悟の説得は無垢なる悪魔の心を動かすことができるのか?一方その頃、マルスはマリアからの予想外の「告白」により大地に膝をついていた――。